“Wordpress Popular Posts”は、人気のページをサイドバーやフッターに自動で順位表示してくれる便利なプラグインです。閲覧者を人気の記事へ誘導し、記事の閲覧数を増やす効果があり、閲覧者にとってもありがたいプラグインです。
人気のページを自由にランキングできる“Wordpress Popular Posts”
Jetpackにも人気の投稿とページを表示するウィジェットがありますが、“Wordpress Popular Posts”の方が設定の自由度が高いので当サイトでも利用しています。
ここでは、“Wordpress Popular Posts”のインストールから詳細設定までをご紹介します。
▼ この記事のバージョン
WordPress Popular Posts 2.3.7
“Wordpress Popular Posts”のインストール
WordPressの管理画面で[プラグイン]−[新規追加]の順に進み、プラグインのインストール画面を開きます。
キーワードに“Wordpress Popular Posts”と入力して[検索]をクリック。
“Wordpress Popular Posts”の[いますぐインストール]をクリック。
「本当にこのプラグインをインストールしてもいいですか?」の[OK]をクリック。
[プラグインを有効化]をクリック。
これで“Wordpress Popular Posts”のインストールは完了です。
“Wordpress Popular Posts”の使い方
ここでは、メインサイドバーでの使用方法を解説します。
WordPressの管理画面で[外観]−[ウィジェット]の順に進み、ウィジェット管理画面を開きます。
利用できるウィジェットの“Wordpress Popular Posts”をメインサイドバーにドラック&ドロップして挿入します。
また、利用できるウィジェットの“Wordpress Popular Posts”をクリックして、挿入したいメインサイドバーにチェックが入っていることを確認しを[ウィジェットを追加]をクリックしても挿入できます。
指定したエリアの最下部に挿入されますので、ドラック&ドロップで好きな場所に移動して下さい。
“Wordpress Popular Posts”のウィジェット設定内容は下記の通りです。
タイトル | サイドバーで表示させるタイトル |
表示する数 | 表示する記事件数を半角数字で入力 |
時間間隔 | 統計する時間の間隔を選択 |
並べ替え順 | ランキング順位を選択 |
投稿設定 | タイトル短縮と抜粋表示を設定 |
フィルタ | 表示する投稿タイプと表示したくない投稿、カテゴリ、投稿者のフィルタを設定 |
サムネール設定 | サムネールの表示・非表示の設定 |
統計タグ設定 | 表示させる項目を指定 |
HTMLマークアップの設定 | レイアウトのカスタム設定 |
タイトル短縮にチェックを入れて下部の[保存]をクリックすると、タイトル短縮のし方(タイトル文字数)の設定と文字か語の選択ができます。※デフォルトは、25文字。
抜粋表示するにチェックを入れて下部の[保存]をクリッックすると、フォーマットとリンクを保持する設定と抜粋の長さ(抜粋文字数)、文字か語の選択ができます。※デフォルトは、55文字。
フィルタで、表示する投稿タイプと表示したくない投稿、カテゴリ、投稿者のフィルタを設定ができます。
投稿タイプは、投稿ページか固定ページまたは、その両方の統計を表示させることができます。
デフォルトでは“post,page”となっていますので、投稿ページと固定ページの両方を統計して表示します。
投稿ページだけの統計を表示させる場合は“post”のみにして、固定ページだけの統計を表示させる場合は“page”のみ入力します。
表示しない投稿ID、カテゴリID、投稿者IDにそれぞれのIDを入力すると統計除外できます。
サムネール設定の投稿サムネールを表示するにチェックを入れてウィジェットの[保存]をクリックすると、サムネールの幅と高さの設定が表示されます。
半角英数字で表示させたいピクセル数を入力します。※デフォルトは、15ピクセル。
統計タグ設定の各項目にチェックを入れると、それぞれの項目が表示されます。
日付を表示するにチェックを入れてウィジェットの[保存]をクリックすると、日付のフォーマット設定が表示されます。
HTMLマークアップの設定のカスタムマークアップを使うにチェックを入れてウィジェットの[保存]をクリックすると、HTMLマークアップの設定が表示されます。
例えば、下記のHTMLを“投稿用HTMLマークアップ”欄に貼付けると、はてなブックマークの登録数を一緒に表示することもできます。
▼タイトルのみ
<a title="{title}" href="{url}">{title}</a><a href="https://b.hatena.ne.jp/entry/{url}" target="_blank"><img alt="" src="https://b.hatena.ne.jp/entry/image/{url}" /></a>
▼サムネイル画像付き
<a title="{title}" href="{url}">{thumb}{title}</a><a href="https://b.hatena.ne.jp/entry/{url}" target="_blank"><img alt="" src="https://b.hatena.ne.jp/entry/image/{url}" /></a>
“Wordpress Popular Posts”の統計管理
WordPressの管理画面で[設定]−[Wordpress Popular Posts]の順に進み、Wordpress Popular Postsの設定画面を開きます。
導入して直ぐは、データがありませんが、ログが溜まれば統計データが表示されます。
統計データの表示設定も可能です。お好みで設定して下さい。
“Wordpress Popular Posts”のオプション設定
初期設定のままでも問題ありませんが、必要に応じて設定変更して下さい。
WordPress Popular Postsの設定画面で[ツール]をクリックするとオプション設定画面が開きます。
- Popular Posts links behavior;ランキング表示をクリックした時に開く画面の表示方法。
- Open links in;Current Window(同じウィンドウで表示)、New tab/window(新しいタブまたは、ウィンドウで表示)
- 関数を記録するやり方;ログインユーザーをカウントするかしないか選択できます。
- 次のものから閲覧数を記録します;訪問者のみ(ログインユーザーをカウントしない。)、ログイン・ユーザーも含める(ログインユーザーをカウントしない。)
- サムネールの場所;サムネールに使う画像を選択します。
- デフォルトのサムネール;サムネールをアップロードするをクリックすると画像のアップロード画面が開き、アップロードしたサムネール画像が表示される。
- 次から画像を選ぶ;アイキャッチ、投稿に最初に現れる画像、カスタム・フィールドが選択できる。
- WordPress Popular Postsのスタイルシート;使うスタイルシートが選択できる。有効(プラグインのデフォルトスタイルシート/無効(自分で作るシート)
- データを扱う道具
- Ajaxを使うウィジェット;キャッシュ系プラグインを使っている場合に人気投稿リストをキャッシュするかしないかを選択できる。
キャッシュを空にする必要があれば、[キャッシュを空にする]か[全てのデータを空にする]をクリックします。
また、サムネイル画像のCSSカスタマイズは、下記のクラスを編集すると良いそうです。※下記はデフォルトです。
.wpp-thumbnail { border:none; display:inline; float:left; margin:0 5px 0 0; }
レイアウトの詳しいカスタマイズ方法は、別の記事でご紹介します。